2023年04月17日(月)
有機フッ素化合物について
有機フッ素化合物(PFCs)は、独特の性質(水や油をはじく、熱に強い、薬品に強い、光を吸収しない等)を持ち、撥水剤、表面処理剤、乳化剤、消火剤、コーティング剤等に用いられてきた化学物質ですが、近年、有害性や蓄積性などが明らかとなってきたため、製造、使用等が制限されています。
有機フッ素化合物のうち、パーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)やパーフルオロオクタン酸(PFOA)は安定な構造をしているため環境中で分解されにくく、高い蓄積性も有するため環境水中や野生生物中に広範囲に存在していることが知られるようになり、環境省は令和2年5月、人の健康の保護に関する要監視項目に位置づけ、公共用水域及び地下水における暫定目標値(暫定指針値)を1リットルあたり50ナノグラム(50ng/L、PFOSとPFOAの合計値)に定めました。
飲料水においても令和2年4月に水質管理目標設定項目に位置付けられ、暫定的な目標値は、PFOS及びPFOAの合算値で50ng/L以下と定められました。さらに、有機フッ素化合物のPFHxSについては、PFOS及びPFOAと同様の性質を持ち、その代替品として使用されており、令和3年4月にPFHxSが「要検討項目」として位置づけられています(目標値は設定されていません)。
弊社では、規制対象であるPFOS・PFOAはもちろん、PFHxSをはじめとするその他の有機フッ素化合物についても幅広く分析が可能です。ご興味おありの方は以下のリンクよりお問い合わせください。ご検討よろしくお願いします。
有機フッ素化合物のうち、パーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)やパーフルオロオクタン酸(PFOA)は安定な構造をしているため環境中で分解されにくく、高い蓄積性も有するため環境水中や野生生物中に広範囲に存在していることが知られるようになり、環境省は令和2年5月、人の健康の保護に関する要監視項目に位置づけ、公共用水域及び地下水における暫定目標値(暫定指針値)を1リットルあたり50ナノグラム(50ng/L、PFOSとPFOAの合計値)に定めました。
飲料水においても令和2年4月に水質管理目標設定項目に位置付けられ、暫定的な目標値は、PFOS及びPFOAの合算値で50ng/L以下と定められました。さらに、有機フッ素化合物のPFHxSについては、PFOS及びPFOAと同様の性質を持ち、その代替品として使用されており、令和3年4月にPFHxSが「要検討項目」として位置づけられています(目標値は設定されていません)。
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