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主な分析内容

ドラッグインフォメーション

安心・安全な医薬品の使用に不可欠となる情報の収集を行っています。

主な分析内容

苛酷試験

医薬品は製造されてから患者に投与・服用されるまで、その品質が安定的に保持されている必要があります。苛酷試験では、医薬品が患者に投与・服用されるまで、市場での輸送の間に遭遇する可能性のある苛酷な環境を想定しての保存試験を行います。具体的に想定される環境としては、極端な高温や多湿や強い光に曝される環境が挙げられます。当社では、こうした環境下で保存された医薬品について、品質に変化が生じるのか、その変化の大きさについて確認を行っています。

  • ・温度苛酷条件 40℃,湿度なりゆき/60℃,湿度なりゆき
  • ・湿度苛酷条件 25℃,75%RH/25℃,90%RH
  • ・光苛酷条件 25℃,60%RH,1000lx・hr/5℃,湿度なりゆき,2000lx・hr
  • ・その他各種条件に対応可能

配合変化試験

配合変化試験では、医薬品の投与・服用に際して、他の医薬品や食品(飲料)と混合されることによって生じるリスクの評価を行います。同時に投与される可能性のある他の医薬品と混合した際や、体内で接触する可能性のある食品(飲料)と混合した際に、有効成分量が低下していないか、外観異常が起きていないかなどを確認します。医薬品との組み合わせでは、抗がん剤とその副作用を抑える制吐剤などが代表的です。食品との組み合わせでは、服用時に使用する飲料として、お茶、コーヒー、牛乳などが代表的です。服用が苦手なお子様向けに、アイスクリームやゼリーなどと配合させることもあります。

  • ・配合変化試験
  • ・pH変動試験
  • ・分包後の安定性試験