その他、食品に係る検査を承っております。
主な分析内容
異物同定検査
食品加工ラインなど、何らかの原因で混入した金属片・ガラス片・プラスチック・虫・植物などの同定検査や、客先からの異物混入クレーム対応調査、その他、異味異臭調査、腐敗変敗調査などの多種多様な分析を実施しています。生物顕微鏡や電子顕微鏡の写真などを添付し、分析結果をわかりやすく解説・考察した上で報告致します。
放射能検査
食品(原料・加工品等)には、放射性セシウム(Cs134およびCs137の合量)の基準値が定められています。私たちは、ゲルマニウム半導体検出器を使用し放射性セシウムや他のγ線を発する放射性物質の濃度分析を行い各基準への適合性評価を行っています。
- ・セシウム
- ・ヨウ素
- ・ゲルマニウム半導体検出器
おもちゃ、器具・容器包装
食品衛生法における「食品、添加物等の規格基準」(昭和34年厚生労働省告示第370号)に基づく規格基準検査を実施しています。乳幼児向けおもちゃとして遊ぶことを目的とするおもちゃ、食品に接触する飲食用の器具、食品を包む容器包装が対象となります。
- ・[おもちゃの規格基準] 対象材質:観賞用玩具、ぬいぐるみ、ゴムおしゃぶり、木製玩具、折り紙、金属製アクセサリー など 検査方法:溶出試験、材質試験、着色試験 など
- ・[器具・容器包装の規格基準] 対象材質:フェノール樹脂、メラミン樹脂及びユリア樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン及びポリプロピレン、ポリスチレン、他一般合成樹脂、陶磁器、ガラス など 検査方法:溶出試験、材質試験 など
微生物同定(細菌・真菌)
食品や製造現場が菌による汚染があった場合、対策を練るために菌の特定をすることがお勧めされます。当社では、遺伝子検査によりその微生物(細菌・真菌)を特定し、その結果を元に汚染の原因を突き止めるお手伝いをしています。
消毒剤の効果確認
大腸菌や黄色ブドウ球菌といった食中毒原因菌を用いて消毒剤が微生物(細菌・真菌)に対してどの程度効果を示すかをお調べし、お客様の商品開発のお手伝いをいたします。その他、ご希望の菌種を使用する事も可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。
化粧品中の微生物
化粧品中に存在する細菌や真菌を検査いたします。また化粧品中に標準菌株を接種して、接種した菌数の経時変化を確認する保存効力試験(チャレンジテスト)も行っています。