環境(大気、水、土壌)、廃棄物(ごみ、汚泥、焼却灰)、排水(産業廃棄物処分場放流水、周辺地下水)中の放射能濃度を測定しています。また廃棄物処分場周辺の空間線量率の測定も行っております。
主な分析内容
放射能
環境水を始めとする、河川水、廃棄物(汚泥、土壌)には、放射性セシウム(Cs134およびCs137の合量)により基準値が定められています。私たちは、ゲルマニウム半導体検出器を使用し、放射性セシウムや他のγ線を発する放射性物質の濃度分析を行い、各基準への適合性評価を行っています。
- ・セシウム
- ・指定廃棄物
空間線量率
廃棄物処分場からの放射性物質に対する周辺環境への影響を、シンチレ-ションカウンターを使用し調べます。測定は処分場敷地境界4か所他バックグランドを含め5か所、地上から5-100cmの高さで計ります。測定は、物理量として計測される空気吸収線量率(Gy/h:グレイ毎時)の測定を行っていますが、人体への影響の大きさを表す線量当量率(Sv/h:シーベルト毎時)に換算し、評価を行っています。
- ・空間線量率(環境中)
主に使用する設備機器・名称
- ●ゲルマニウム半導体検出器